MIO PHOTO OSAKA |ミオフォト大阪

天王寺ミオ本館 12階ミオホール 2015.12.2.wed > 6.sun 11:00 > 20:00 入場無料  終了しました。

MIO PHOTO OSAKA 2015は、公開ポートフォリオ・レヴューで個展開催の権利を獲得した二人の作家の作品をご紹介します。アーロン・シャオ(選考:笠原美智子/東京都写真美術館事業企画課長)は、日本でも活動する台湾の写真家で、現実世界と環境の危機をテーマに、独自の世界観を展開するフォト・インスタレーション作品『スター・フォールズ2』を発表します。増田 たかひろ(選考:菅谷富夫/大阪新美術館建設準備室研究主幹)は、「ミオ写真奨励賞」(1998~2011)でも受賞するなど精力的に活動する写真家で、新幹線の車窓から流れる光景のなかから擦過する風景や人の営みを写真に切り取り、そこから生と死を感じさせる作品『そこに人が生きている。』を発表します。(文中敬称略)

ミオフォトアワード・プライム01アーロン・シャオ写真展 スターズフォール2

ミオフォトアワード・プライム02増田 たかひろ写真展 そこに人が生きている。

開催日程:2015年12月2日(水)〜6日(日)
開催時間:11:00〜20:00
会場  :天王寺ミオ本館12階ミオホール
入場無料

スペシャルギャラリートーク
アーロン・シャオ ☓ 笠原 美智子
2015年12月4日(金)17:00~18:00
増田 たかひろ ☓ 菅谷 富夫
2015年12月6日(日)15:00~16:00

ミオフォトアワード・プライム01アーロン・シャオ写真展

スターズフォール2選考:笠原 美智子(東京都写真美術館事業企画課長)

作品「スターズ・フォール2」は、過去に発表した「スターズフォール」シリーズの続編で、現実世界と環境問題についての危機意識を議論しようとするものです。権力というものは、前人たちの足跡をすべて壊して正しく生まれ変わろうとしますが、また同じように失墜するという輪廻を繰り返します。そして、隠された証拠に目を向けず、政治的また文化的な権力に無条件に追従するものです。この世界はそのように滅んでいくのではないかと私には思えるのです。

アーロン・シャオ

アーロン・シャオ蕭 又滋 / Arron Hsiao 1980年生まれ。2004年国立中山大学卒業(電気工学専攻・修士)。2011年視丘写真芸術学院卒業(台北)。2012年写真新世紀(キヤノン)佳作、第7回写真「1_WALL」ファイナリスト(ガーディアン・ガーデン/リクルート)。主な写真展に、2011年「雨傘」(個展:視丘写真芸術学院/台北)、2012年「小徑」(グループ展:ガーディアン・ガーデン/東京)、「列車計畫」(グループ展:東京都写真美術館)、2013年「星體的殞落」(個展:八樓當代藝術中心/台北)、2015年「写真 列車プロジェクト ―台湾」(個展:新宿ニコンサロン、大阪ニコンサロン)などがある。MIO PHOTO OSAKA 2014ポートフォリオ・レヴュー選考(笠原 美智子/東京都写真美術館事業企画課長)。


ミオフォトアワード・プライム02増田 たかひろ写真展

そこに人が生きている。選考:菅谷 富夫(大阪新美術館建設準備室研究主幹)

新幹線の車窓から見える沿線の風景と人々の暮らしを撮ったものです。切り取った一瞬一瞬を眺めていると、そこから不思議と「生と死」を感じます。人が一生懸命に生きた先には必ず死が待っています。生きるということは死へ向かうことなのではないでしょうか。動画では感じないのに、静止画をしばらく見つめ続けていると、そのようなことを感じるのは、それが「写真」というものの本質なのではないでしょうか。それが刺激的で、いまも撮り続けています。

増田 ひろたか

増田 ひろたかTakahiro Masuda 1980年 大阪府生まれ。2000年 20歳より写真を始める。2003年 宝塚造形芸術大学 造形学部 美術学科 洋画コース卒業。2004年 グループ展 第2回「モノクロ倶楽部」(ギャラリー千スペース/大阪)、2005年 グループ展「私の6月1日」(ビーツギャラリー/大阪)。MIO写真奨励賞2005審査員特別賞(選考:平木 収)・作品展示(天王寺ミオ本館12階ミオホール、大阪)。MIO PHOTO OSAKA 2014ポートフォリオ・レヴュー選考(菅谷 富夫 / 大阪新美術館建設準備室研究主幹)。


スペシャルギャラリートーク

個展会場で作者とレヴュアー(美術館キュレーター)とが、作品の魅力、創作のヒントや制作過程などについて語り合います。すでに表現活動をされている方や展覧会や作品発表を目指す方に、ぜひお聴きいただきたいスペシャルトークです。

スペシャルギャラリートーク

昨年のレビューの様子

アーロン・シャオ ☓ 笠原 美智子

アーロン・シャオ ☓ 笠原 美智子

開催日:2015年12月4日(金)
開催時間:17:00~18:00
会場:天王寺ミオ本館12階ミオホール
入場無料

笠原 美智子Kasahara Michiko

写真評論家、キュレーター。現在、東京都写真美術館事業企画課長、明治学院大学非常勤講師。明治学院大学社会学部社会学科卒業、シカゴ・コロンビア大学修士課程修了(写真専攻)。著作に『ヌードのポリティクス 女性写真家の仕事』、『写真、時代に抗するもの』他。主な企画した展覧会に、「ジェンダー 記憶の淵から」展(1996)、「ラヴズ・ボディ ヌード写真の近現代」展(1998)、「ラヴズ・ボディ 生と性を巡る表現」展(2010)、「日本の新進作家vol. 11この世界とわたしのどこか」展(2012)他。第51回ヴェネチア・ビエンナーレ美術展日本館コミッショナーとして「石内都:マザーズ 2000-2005 未来の刻印」展(2005)開催。2003年~2007年までミオ写真奨励賞にて審査員。

増田 たかひろ ☓ 菅谷 富夫

増田 たかひろ ☓ 菅谷 富夫

開催日:2015年12月6日(日)
開催時間:15:00~16:00
会場:天王寺ミオ本館12階ミオホール
入場無料

菅谷 富夫Sugaya Tomio

大阪新美術館建設準備室研究主幹。編集者、財団法人滋賀県陶芸の森学芸員を経て、1992年から大阪市立近代美術館建設準備室学芸員。近代デザイン、写真、現代美術の分野を担当する一方、新美術館整備のための取りまとめを行うほか、館外においても同分野の批評・評論活動を行う。担当した主な展覧会は「美術都市・大阪の発見」、「早川良雄の時代」展など。著書に「都市デザインの手法」(共著)、「デザイン史を学ぶクリティカルワーズ」(共著)など。2013年から現職。


概要

MIO PHOTO OSAKAとは?

MIO PHOTO OSAKAは、新たな才能を発掘して大阪・天王寺から発信する写真イベントです。天王寺ミオは、1998年~2011年まで毎年、若者を対象とした西日本初の写真公募展「ミオ写真奨励賞」を開催してきました。そして2012年からは、新進作家による個展、特別企画展、ゲストの対談など、いろいろな視点から写真を楽しむ参加型の写真イベントに形を変えて、MIO PHOTO OSAKAを開催しています。

ミオフォトアワード・プライムとは?

MIO PHOTO OSAKA「公開ポートフォリオ・レヴュー」にて、各レヴュアーによって選考された2作家による個展です。各作家が、本館12階ミオホールの会場にてそれぞれ個展を開催するものです。(会場:本館12階ミオホール A、B)今回はアーロン・シャオ(選考:笠原 美智子)、増田 たかひろ(選考:菅谷 富夫)各氏。

歴代受賞結果

MIO PHOTO OSAKA 2014 MIO PHOTO OSAKA 03 MIO PHOTO OSAKA 02 MIO PHOTO OSAKA 01(工事中)
ミオ写真奨励賞


「MIO PHOTO OSAKA」休止のお知らせ 

天王寺ミオでは若手写真家の育成、情報発信という社会貢献の観点から、1998(平成10年)より西日本初の写真公募展「ミオ写真奨励賞」を、そして2011年(平成23年)からは「MIO PHOTO OSAKA」と名称を一新し、公開ポートフォリオ・レヴューやミオホールでの企画展、トークセッションやワークショップ等、様々なプログラムを新たに実施するとともに、作家の活躍の場としてミオホールでの個展開催の支援という形で活動を続けて参りました。これもひとえに皆様のご理解とご協力によるものと深く感謝しております。

多くの方にご支援を賜り、17年間に亘って写真という芸術を通じての社会貢献活動を継続して参りましたが、MIO PHOTO OSAKAは2015年(平成27年)12月の開催をもって一旦休止することといたしました。周辺を取り巻く社会環境や文化状況が大きく変化している中で、地域における一定の役割を終えたと考えております。

天王寺ミオは、地域に根差すショッピングセンターとして、また形を変えて地域社会の貢献や活性化に寄与するべくこれからも邁進してまいりますので、変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

アクセス

JR、地下鉄「天王寺駅」より直結。近鉄「あべの駅」よりすぐ
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